喫茶pikoroom

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喫茶店でも何でもない手作り工房Pikoのよもやまばなし

じめじめでカビの季節到来

お昼前から(たぶん)雨が降って来たようです。

マイナスイオンで落ち着くし、雨の日はロマンティックぅ~
などと、これっぽっちも思いません。

韓国ドラマでは雨が好き♡表現がたくさん出てきます。
雨は、悲しい場面もうれしい場面も効果的に使われているのです。
韓国人は、雨が降った日はチヂミが食べたくなる。らしくて、チヂミをあてにマッコリを飲むのが定番だそうです。
どうしてか?チヂミを焼く音が雨音に似ているから(諸説あり)

そして、韓国ではチヂミと言わない。ジョンといいます。
ネギチヂミ=パジョン
ジャガイモチヂミ=カンジャジョン
海鮮チヂミ=ヘムルパジョン

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こちらは駅前の焼肉屋さんで食べた海鮮チヂミ。おいしそう。

どうして韓国の話?しかもチヂミの話?
そうそう雨が好きになる要素があれば、教えてほしいです。
雨を好きになるか否か、検討しないでもない。

もう何年も前の夏にソウルに行った時、ソウルは猛烈な暑さでした。
日本では体験したことの無い、皮膚に刺さる太陽の日差し
日陰から日陰へと怪しい歩きをする観光客と化したのであります。

新沙洞カロスキルあたりを
パッピンスが食べられる店
パッピンスが食べられる店
パッピンスが食べられる店
と、呪文を唱えながら歩いていました。
すると突然目の前に現れた高級そうなレストラン
入り口から流れ出る冷気に誘われ、そのお店に飛び込んでしまいました。
制服をピシッ!っと着こなすウェイターさんが笑顔で迎えてくれましたが
私たち開口一番
『パ、パ、パ、パッピンス イッソヨ?』


やさしく『ネェ(はい)イッズムニダ(あります)』と笑顔で答えてくれたウェイターさん
席に着いた私たちは、気が落ち着いてくると同時に、さっきしでかした行動がとっても可笑しくて可笑しくて笑いを止めることが出来ませんでした。

お高そうなお店に、ハイブランドの洋服やバッグで身を固めたお客さんばかり
そんな空間に笑いを止めることが出来なかった私たち。お下品でした。
でも止まらなかったのです。爆笑を。

そこで食べた小豆のパッピンスは、忘れられない味です。

そして、ウェイターさんお店を出る時に、笑顔で写真を撮らせてくださいましたとさ。

 

その年の冬に、ものすごい皮膚のかゆみがわたしを襲いました。
金属アレルギーのような症状も.......
しばらく皮膚科に通うことになりました。
あの夏のソウル暑さのせいだと思っています。

 

 


 

 


 

 

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