山菜採り歴５年目の春

連休明けがこんなに忙しくなるとは思わなくて
仕事以外でPC作業もままならなかった。

１１日の朝７時５０分頃、NHKの天気を見ていたら
いつものお天気カメラで見える小名浜イオンの後ろの方から、もくもくと煙が上がっていた。
絶対火事だ！と思った。
午前９時台のトップニュースで、いわきの工場爆発の一報が出た。
お天気カメラで見たのは、ただの火事ではなくて爆発だった。
誰かに話したかったけど、話すことも無かったので、書いてみた。


連休中、遠出することはなかった。
お客さんが来たりした。お客さんから、ちょっと重たい話をきいた。
なんて言っていいかわからなかったが、たぶん聞くだけでいいのだと思った。
お客さんが帰ったのは夕方近かった。
工房へも行けずに１日は終わった。

山菜採り５年目

３日は山へ行った。毎年山菜を採りに行く山へ
正確に言えば、相方姉妹に連れて行ってもらっている。
一番初めに連れて行ってもらったのは２０１７年だからもう５年目だ。
毎年、春に山へ連れて行ってもらっている。
山菜採りを趣味とする知り合いが皆無だったし、虫が大嫌いだし
休みの日の朝にわざわざ早起きして、山へ行って山菜を採って食べる私
２０１７年の冬までは、想像もできなかった。

山の状態は行くまでわからない

目あての山菜はこごみ、運が良ければたらの芽
ちょっと寒かった。例年なら、ゴールデンウィークは暑くて半袖のＴシャツをひっぱり出しちゃうくらいだというのに。
目あての物は小さかった。大きい株はすでにもぎ取られてた後だった。
それでも比較的大きいものを、歩きながらもぎ取る。
昨日も雨が降っていただろう。
実はさっきまで降ったりやんだりしていたが、山道に入ろうと車を止めるころには陽が差してきた。
枯草や枯れ枝が堆積した山道は、湿ってぬかるんでいる。道端にはまだ草が生い茂っているというほどでもない。
春先は暖かく桜も半月くらい早く散ってしまったけど、山に入ると厳しい寒さだったのだろう。
それでもこごみは芽を吹いて伸びようとしていたし、日当りのいい箇所ではすでに葉っぱが開いてしまっている。

山って素敵

こごみが多く生えているあたりはぐるっとひと通りまわって、そろそろ戻ろうか。
森に差し込む太陽も少しずつ角度を変えて、雨粒でぬれて青々としたこごみの葉っぱを光らせていた。きれいだった。空気も美味しく感じて気持ちがいい。
一方で、もし熊が出てきたらどっちに逃げようか？ちょっと長い木の枝を拾った方がいいかな？などと考えていた。

木の切り株に石がバランスよく乗っていた。すごい！

帰り道の道端から見えるところで、たらの芽を収穫した。すごく大きいたらの芽もあった。

例年なら、山菜採りの後に御蕎麦を頂いて帰路につくのだが、昼前に用事がありそのまま帰路につく。
工房のテーブルに山菜を広げて、大きさ別に仕分ける。
さすが姉妹の取ったこごみはりっぱな大きさだった。気合いが違う。脱帽。
これからお邪魔するお宅にプレゼント用にりっぱなこごみをジップロックに入れた。

私は夕方には妹の家に行くので、こごみはいらないと言った。
せっかくだから少しでも持って行って食べたら？
とすすめられて、小分けにしてもらった。
はたして妹はこれを調理できるかな？とちょっと不安だった。

昼はお蕎麦

昼前になったので、同じ町内のお宅にお邪魔して立派な道具を頂いた。
これについては、まだ言えないので後日。

ひととおり終わって、お昼ご飯はやっぱりお蕎麦屋さん。
検索して、近いお蕎麦屋さんにいってみた。

天ぷらのもり蕎麦を注文した。
りっぱなこごみの天ぷらがあった。
今朝採ってきたこごみとは全然違うシュッと大きい余所行きのこごみって感じ
やっぱり採ってきたこごみはこごみちゃんだ。

妹の家で、小分けにしてもらったこごみとたらの芽を渡した。
私が洗って、調理しようとすると「座ってていいよ。」というので
ゆっくりさせてもらった。
夕飯にこごみのおひたしにしたやつとナムルにしたやつを出してくれた。
美味しかった。
鳥からがメインだったので、たらの芽の天ぷらは明日になった。

山菜を採って５年目ってもうベテランの域じゃん？
だけど、年一の山菜採りは５年目でもぺーぺーから抜け出ないのだった。

これが山菜採り歴５年目の私の春

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